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結婚式に向いた曲はありますか?

三線を習い出して半年くらいです。今度友達が結婚するのですが、披露宴の余興で、三線を弾いてほしい!とお願いされました。どんな曲を弾いたらいいんでしょうか...?

「祝節」「固節」「かぎやで風」「肝がなさ節」「かりゆしの夜」などなど...。人気の「島唄」「涙そうそう」はNG!

三線で、結婚式向けの唄はいろいろありますよ!三線は、もとよりお祭りやお祝いの集まりなどで演奏されてきたことの多い楽器ですので、おめでたい曲も結構あるんです。

結婚式で唄うのにふさわしい曲をリストアップしてみました。参考にしてみてくださいね!

☆で難易度を表します。三線初心者の方は、星少なめの曲を選んでもいいですし、この際だから難しめの民謡に挑戦してみてもいいかも?

結婚式にふさわしい、三線の曲リスト

(※曲名をクリックすると、工工四の情報ページへ移動します)

曲名 難易度 解説
かぎやで風

5

古典。最も格式高い唄とされていて、沖縄ではあらゆるお祝いの場で唄われます。踊りの方も一緒なら最高に本格的っ!だけど、かなりの練習を要します。先生に教えてもらったほうがいいかも...。
ごえん節

5

古典。これも、お祝いの席でよく唄われる唄で「ご縁あって兄弟(場の皆のこと)がここに会した、良い日だから踊り遊ぼう」という歌詞の内容がかなりおめでたいです。ただ、これも古典ですし「かぎやで風」ほどではないにしろ、ちょっと難しい。

祝節

3

沖縄or八重山民謡。タイトルどおりです!歌詞はいろんなパターンがあるのですが、「おじいさんが若返るほど嬉しい」とか「孫たちが楽しそうに舞う」とか、おめでたい情景が盛り込まれていて、メロディも分かりやすいのでおすすめです。遅弾き→早弾きのパターンで盛り上げたりとか。
固節

2

沖縄or八重山民謡。「私とあなたは、こんなにも深い縁で結ばれているのだよ」という意味がこもった唄で、まさに結婚式向けの唄です。工工四もシンプルですし、難易度低め。
肝がなさ節

2

新民謡。「肝(ちむ)」は「こころ」、「かなさ」は「いとおしい」のこと。男女の愛情を唄います。ちょいエロなニュアンスも含みますが、そこがまた友達に贈るには面白いと思います。
果報節

3

新民謡。「あなたと一緒に苦労を乗り越えてゆける、そんな私は幸せ者なのよ〜!」という歌詞です。まさに結婚する男女の風景を唄った唄。ほどよいテンポでリズム良く、おすすめです。男女のパートに分けられます。
豊節

3

新民謡。豊かな世を願う唄ですから、お祝いの場にふさわしいです。ゆったりとしたメロディもGood。
てぃんさぐの花

1

沖縄民謡。親を大切にしよう、というメッセージソング。結婚式って、両親へのお手紙朗読があったりするように「今まで育ててくれてありがとう」っていう気持ちを伝えるときでもありますよね。そんな気持ちにふさわしい歌なので、歌詞の意味を解説したうえで唄うと、ものすごく感動を呼びます。
めでたい節

4

沖縄民謡。1番の歌詞がなんと「かぎやで風」と同じ!手がちょっと難しいのですが、踊りたくなるような小気味良いリズムの曲です。お囃子も「めでたい めでたい スリ、スリ めでたい」と、ものっすごく分かりやすいです!沖縄口は伝わりにくいけど、このお囃子だけでもめでたさが伝わりますね。
かなさんどー

4

新民謡。タイトルの意味は「いとしいよ!」。なんてストレートな。まさに結婚する男女の仲を歌います。メロディも分かりやすく、華やかでおすすめ。
なりやまあやぐ

1

宮古民謡。夫婦とはこのようにあるべきですよ、という戒めを含んだ歌詞ですのでちょっと固いかな?最後、5番の歌詞が「妻はいつでも、笑って私を迎えてくれるよ」って意味で素敵です。難易度は低く、初心者でも絶対マスターできます!
家庭和合

3

宮古民謡。旦那さんだけじゃなくて、旦那さんの親も大切にするお嫁さんの情景が歌われています。あたたかな家庭をほうふつとさせるような、ゆるやかなメロディが素敵な唄です。
西原のかなしゃがま

2

宮古民謡。結婚する男女の仲を唄った唄。「島中、国中探してやっと出会えたあなた、これから一緒に幸せになりましょう」という内容なので、まさに結婚式にはうってつけ。
鷲の鳥節

2

八重山民謡。正月の朝に若い鷲が飛び立ってゆく、というおめでたい場でよく用いられる曲です。ちょっと節回しが難しいけど、手はシンプルなので、三線初心者でも大丈夫です。
安里屋ゆんた

1

三線初心者が必ず練習する唄ですが、結婚式でもOKです。
かりゆしの夜

3

BEGIN。完全に標準語の歌詞ですから、歌詞が伝わらない心配はいらないですね。「おめでとうから ありがとうまで 唄え今宵は かりゆしの夜」って、祝いの場にもってこいな唄です。
オジー自慢のオリオンビール

4

BEGIN。民謡ショー等でもおなじみの曲ですが、途中で「あっり乾杯〜!」が出てきますので、盛り上がりますよ。替え歌なんかもやりやすいですね。例えば「今日は那覇市のビヤガーデンへ」→「今日は(街の名前)の(式場やホテルの名前)で」、とか。余裕があればですけど...。
童神

3

夏川りみ。「天からの恵みを受けてこの地球に生まれた我が子」だから、ちょっと気が早いといえば早いのだけど、とっても美しい情景の歌ですから、結婚式には良いと思います。認知度も高いので、多くの参列者に感動してもらえそうです。
乾杯

2

長渕剛。「結婚式で唄ってほしい歌No.1」だそうです。三線とはあまり関係ないですが、工工四も出ています。「三線一本で唄う『乾杯』」というのも、なかなか格好いいではないですか!感動してもらえると思います。
キズナ

3

ORANGE RANGE。感動的なバラードです。工工四もあります。三線一本でまとめるのにはちょっと難しいので、ギターとかとペアを組むのがベターかもしれません。

他にもいろいろあると思いますので、喜ばれそうな唄を探してみてくださいね。

ところで、有名な曲のなかで、結婚式にはNGな唄があります。よく知られた曲だとウケも良いので選んでしまいそうですが、注意してくださいね。

結婚式にはふさわしくない、三線の曲リスト

曲名 どうして?!
島唄

戦争の悲しみを唄った唄だから、おめでたい席には不向きです。「島唄よ風に乗り 鳥とともに 海を渡れ」って、戦争で離ればなれになった(=亡くなった)人へ、この沖縄の唄が届きますように、という意味なんですね。沖縄の伝承では、海の向こうに死者の国があり、鳥は、魂を運ぶ生き物なんだそうです。

涙そうそう もともと、亡くなったお兄さんに向けた唄だから。会いたくて、会いたくても、もう二度と会えないから「涙そうそう(涙がいっぱい出る)」してしまう、という内容なのでふさわしくありません。とっても感動的な唄なんですけどね。
十九の春 三線初心者にもとっつきやすい唄だし、男女の掛け合いもできて一見よさそうなのですが、実は不倫の唄だと言われています!昔は、本妻さんとは別に愛人さんがいるのは珍しくなかったんです。
西武門節 これも十九の春と同様、男女の掛け合いのある唄なのですが、登場する女性は遊郭の女性です...。手も比較的簡単ですし、艶やかで美しい唄なのですが。
ハイサイおじさん 内容は酒呑みで禿げでヒゲのおじさんと、生意気な子供のおちゃらけたやり取りの唄です。とっても楽しそうですが、ある残酷な事実をヒントに生まれた唄だと、作者自身が語っています。なので、お祝いにはどうかな〜?と思います。あまり細かいことを気にしない二次会ならOK?

...というふうに、事前に歌詞の内容や唄が生まれた背景を調べてみてください。そうすれば、結婚式にふさわしいか/ふさわしくないかを判別できるでしょう。お友達を心から祝福する気持ちが、どうか伝わりますように!がんばってくださいね。

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