チューニングの仕方が分かりません。
三線の調弦(チューニング)はどうやってすればいいのでしょうか?ギターみたいな感じでチューニングすればいいんでしょうか?
三線のチューニングには、決まった高さはありません。自分の声に合わせたキーで調弦しましょう。ギターよりは簡単ですよ。
三線のチューニングは、音の高さが固定されていません。なぜなら三線は唄が主役ですので、自分が無理なく唄える音程に合わせてチューニングするのですね。
「一の高さ、二の高さ」というように、基準となる音を調子笛の番号で呼びます。
一般的に、女性では12から2、男性では2から4くらいが適当です。意外かもしれませんが、男性のほうが高い音程になります。
では、実際に三線のチューニング方法を見てみましょう。
本調子
▲クリックすると大きい画像になります
まず、用語を少し説明させてください。
三線のチューニングのことを沖縄の言葉で「ちんだみ(調弦)」といいます。三線の世界で「チューニング」と呼ぶことはほぼありません。覚えておいてくださいね。
それから、三線の弦の呼び名を紹介しておきますね。
三線を構えた状態で、上から
- 男弦(うーぢる)
- 中弦(なかぢる)
- 女弦(みーぢる)
と呼びます。
上から下へ連れて細くなります。細い弦が女性のイメージと考えて頂ければ分かりやすいでしょう。
さて、三線の基本のチューニングを「本調子」といいます。
上の調子笛の画像を見てください。調子笛のどの部分に、どの弦を合わせればいいかを図示したものです。例えば本調子で1の高さ、というちんだみであれば、男弦と女弦が1に合い、ちょうど1オクターブ隔たります。中弦は、そのちょうど中間の音になります。
実際にチューニング(ちんだみ)をする際は、まず音を取りやすい高い音、つまり女弦から合わせていくとやりやすいと思います。
写真のように、カラクイ(糸巻き)を回して合わせていきます。単にくるくる回転させるのではなく、親指・小指ではさむように持ち(写真をご参照ください)、カラクイを穴に押し込めるつもりで、力をかけながら回します。
蛇口をひねるイメージではなく、力強くねじを締めるイメージです。そうしないと、回してもすぐに元に戻ってしまいます。
一の調弦なら、まず調子笛の一の音を吹き、女弦を合わせます。それから男弦を一オクターブ低く合わせ、それから中弦を合わせます。
調子笛は、さっと取り出してすぐに使えるので、慣れた人にとっては便利なのです。もし電子チューナーをお使いでしたら、赤丸で示したキーを参考に合わせてください。
三下げ、二揚げについて
さて、ここから先は、三線が初めての方にはまだ早い話かもしれません。よくわからない方は「そういうのもあるんだな」程度にお読み頂ければ結構です。
工工四を見ていると、冒頭に「三下げ」「二揚げ」と書かれている場合があります。この場合、指示に従って調子を変えます。
※詳しくはこちらのページをお読みください。→「『三下げ』、『二揚げ』って何ですか?」
三下げ
本調子から三の弦(女弦)を下げるから「三下げ」。
いったん本調子をつくってから、女弦を下げるようにチューニングすると簡単です。
▲クリックすると大きい画像になります